宅浪で東工大後期に合格した体験記

充実した宅浪のコツとは

iPadで、OneNoteに貼ったPDFがぼやける時の解決法

PDFを下記の方法で貼れば解決します

iPadSafariを開き、貼りたいPDFをクリック(Safari以外だとうまくできないことがある)

②共有マークをタップし、「ファイルに保存」を選択 

iPadアプリを開き、「挿入」をタップ

④「PDF」をタップ

⑤ ②で保存したPDFを選択

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宅浪の精神的リスク 宅浪で東工大に合格した私の体験記

私は主に独学で勉強し、東工大後期に合格しました。宅浪のリスクと対策について、自身の経験からお伝えします。結論から言うと、宅浪には「精神状態が悪化し、引きこもりになる」リスクがあり、それを防ぐためには「他人と関わる時間をきちんと確保すること」が大切です。詳しくは、下記の体験記をご覧ください。

 

「自宅浪人のリスク」

3月に大手予備校の浪人生コースに入った。しかし、授業を受けるより本から学ぶのが好きだった自分は、独学でどこまでできるか挑戦してみたいと思い、4月に予備校をやめた。独学での浪人は成功率が低いと言われ、「独学でもできると自分が証明してやる!」と意気込んでいた。移動時間は無駄だと考え、自宅で勉強しようと決めた。会話の時間も勉強に充てようと考え、1日に数回しか他人と話さなかった。これが大きな間違いだった。

そんな生活を始めて1週間が過ぎると、気が滅入ってきた。勉強のモチベーションが下がってきただけでなく、精神的に参ってきて、外に出るのが嫌になった。外に出ないせいで気が滅入ったのだから、外に出れば良いのだが、外に出るのが怖いのだ。自分のモチベーションが下がっているので、外でモチベーションの高い人に会うのが怖かった。

結局、夏までは一日中、アメリカのドラマを見たり、洋書を読んでいた。
「勉強するべきなのに、していない」という現実から逃げ出したくて、物語の世界に逃げ込んでいた。

その時期は、勉強していない自分に失望して、自分は努力できないダメな人間だと諦めていた。今からでも頑張ろうという気分にはならなかった。精神的に参っていた。ドラマに集中しているときは楽しいのだが、それ以外の時は自己への失望や将来への不安におそわれ、その不安から逃げるために物語の世界に逃げ込んでいた。

結局、そのまま夏になって、ドラマを見ていた時に、「What you are doing defines what kinds of person you will be 」というセリフを聞いた時に、「そうか!今の自分の行動が、自分が将来どんな人になるかを決めるんのだ!」と気がついて、今の行動を変え、自分を変えようと決めた。そのセリフが、自分を変えることを諦めていた自分の目を覚ましてくれた。

その後は、全力で勉強した。他人と関わらないと精神がおかしくなるという教訓を学び、毎日誰かと話すようにした。自習室やレストランなど、他人がいる場所で勉強するようにした。

これまでに逃げ込んだ物語が全て英語だったは、不幸中の幸いだった。3か月間、一日中、英語だけを聞き、英語だけを読んでいたので、英語の力は格段に上がっていた。

健全な精神を保つためには、運動も大切だと知ってから運動も始めた。毎日7km走るようにした。センター試験・二次試験当日の朝も走った。「一流の頭脳」という本に「運動すると脳の構造が変わり、集中力が上がるだけでなく、精神がポジティブで健全になる」と書かれていたが、驚くほどその効果を実感できた。「一流の頭脳」には運動が脳や精神に与える影響が科学的に説明されていて、人生を変える本だ。この本を読んでいなかったら受験に失敗していただろう。

受験当日まで、他人と積極的に関わること、毎日7km走ること、を続けたおかげで、夏以降は毎日全力で勉強することができた。決して楽ではなかったが、毎日を楽しく過ごせた。自分が好きなことばかりをやっていた夏以前よりも、全力で勉強していた夏以降のほうが毎日が楽しかった。精神構造が変わったおかげだ。

振り返ってみると、勉強時間を増やすために、他人とかかわる時間を極端に削ったのが大きな間違いだった。それまでの自分は社交的な性格ではなかったので、他人と関わらなくても大丈夫だと思ったが、大丈夫ではなかった。

もし「What you are doing defines what kinds of person you will be 」というセリフに出会っていなかったら...と考えると鳥肌が立つ。精神崩壊していただろう。あの精神状態から立ち直れた、それどころか、元よりも良い精神状態になったのは、奇跡に近いと思う。

会話不足による悪影響は、少しずつ着実に精神を汚染してくる。その影響に気が付いた時にはすでに手遅れで、元に戻るには莫大な意思力を必要とする。ドラマのセリフをきっかけとして、その意志力を得られた自分は幸運だったが、運に恵まれなければ、一生立ち直ることができないだろう。

受験に失敗してもその後の努力で挽回することができるが、精神をやられてしまったら、一生を棒に振る。もしあなたがこれから受験に挑むなら、他人と関わる時間を十分に取るようにしてほしい。

 

 

宅浪しようか迷っている君へ

宅浪するか予備校に通うか迷いますよね~

私もすごく迷いました

始めは大手予備校に入ったのですが、誰かの指示に従うのでなく自分で計画を立てて勉強したいと思い、5月のはじめに大手予備校をやめて宅浪を始めました。

宅浪は予想以上に難しく、うまくいかないことも多かったのですが、受験を終えた後から振り返ると、宅浪を選んでよかったと感じます。

良かった事、失敗したこと、予想外だったこと、などを含めつつ私の浪人生活について赤裸々に書いていきます。

宅浪するか決める際の参考になれば幸いです

 

 

簡単に私の受験生活をまとめると...

    高1の春    東進に入る

 高2の春    個別指導塾に移る

 高3の春    東進に戻る

 2018年3月   東大不合格

                           大手予備校に入る

 2018年5月初旬  大手予備校を辞めて宅浪を始める

    2019年3月   東大前期不合格  

         東工大後期合格

 

 

これから詳しく書いていきます

皆さんの参考になれば幸いです